「韓国の発展・民主化経験、ミャンマーと共有できたら」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.24 14:51
「雨期になれば水が膝まで上がるような村です。水道もトイレもありません。これほどの地獄はないと思いました」。
今年7月、イ・ヤンヒ成均館(ソンギュングァン)大学児童青少年学科教授(58)がミャンマーに訪問したロヒンギャ(Rohingya)族の避難民キャンプの様子だ。イスラム教徒のであるロヒンギャ族は、国民の大多数が仏教徒のミャンマーから迫害を受けている。産児制限を受けているほか移動の自由もない。こうした悲劇の現場で、イ教授が価値判断の基準としているのがまさに「人権」である。彼女は国連人権理事会ミャンマー人権特別報告官だ。