4大河川談合が足かせとなる韓国建設輸出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.21 08:26
来年初めに施工者選定を控えた140億ドル規模のクウェート新規精油工場建設事業。入札意向書を出した現代建設など韓国の大手建設企業に最近、発注機関から1枚の公文書が届いた。4大河川事業の談合で処罰を受けた内容を詳細に説明してほしいという内容だった。大手企業A社の関係者は「海外建設事業でも競争が激しくなり、海外の競合他社が4大河川事業に関して国内建設企業が談合で処罰を受けたことを集中的に取り上げている」とし「このため入札から排除されないか心配」と述べた。
国内建設企業が「4大河川事業」のトラウマに苦しんでいる。国内では談合に対する課徴金と入札制限を受け、国外では主力事業である海外建設までが脅かされているからだ。課徴金だけで1000億ウォン台を超えるが、追加調査が進行中で、課徴金はさらに増える可能性がある。湖南高速鉄道受注談合事件などを加えれば、今年だけで課徴金は6000億ウォン台となる。