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元警察がボイスフィッシング組織を運営…被害額400億ウォン=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.20 18:09
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被害額400億ウォン、組織員100人余りに及ぶ史上最大規模のボイスフィッシング組織が検察に摘発された。捕まえてみると総責任者は、かつてボイスフィッシング犯人を検挙する先頭に立っていた元警察官だった。さらにこの警察官は、ボイスフィッシングの文字メッセージの象徴格「キム・ミヨンチーム長」を作り出した張本人だったことが分かった。

光州(クァンジュ)地検刑事2部は19日、貯蓄銀行を装ったコールセンターを海外につくった後、融資するようにだまして巨額を手にした疑い(詐欺など)でパク氏(42)らボイスフィッシング組織員53人を立件したと明らかにした。検察はこのうち海外逃亡した総責パク氏ら21人を指名手配した。パク氏は中国・フィリピンなどにコールセンターをつくった後、2011年11月から2000人余りから40億ウォンを巻きあげた疑いだ。

 
検察はまた資金管理で活動していたパク氏の実弟(39)ら26人を拘束起訴する一方、幹部級の組織員の手配状況を知らせて1000万ウォンを受けとった容疑で警察官キム氏(41)ら6人を書類送検した。検察は彼らの通帳の入出金内訳と犯行一覧表、被害者の陳述などを総合した結果、被害額が400億ウォン、被害者が数万人におよび、現在まで摘発されたボイスフィッシング組織の中では最大規模だと説明した。

検察によれば、ソウル警察庁サイバー捜査隊の警衛として勤めてボイスフィッシング捜査を担当していたパク氏は、2008年に収賄容疑にかかわって離職するとすぐに捜査ノウハウと人脈を活用して詐欺行為を行う決心をした。翌年、中国の青島に渡った彼は従来の方式で顧客を集めることに限界を感じている間に奇抜な方法を考え出した。架空の人物を前面に出して、大規模な文字メッセージを発送することにしたのだ。「キム・ミヨンチーム長」はこのようにして作られた。

その後パク氏は違法な個人情報流通業者から収集した携帯電話番号に「キム・ミヨンチーム長」から始まる文字メッセージを無差別に発送し始めた。顧客が増えるとすぐに組織員も100人余りに増やした。主に中国同胞を利用したこれまでのボイスフィッシングと違い、徹底して内国人で組織をつくった。中国同胞のどもりがちな発音では犯行が難しいと判断したからだ。2012年5月にはベトナムで、その年の10月にはフィリピンへと活動舞台を拡大した。中国で活動した組織員は公然と彼を「大哥(大きいお兄さん)」と呼んでした。

パク氏は、他人名義通帳チームと現金引き出しチームなどを組織形態で運営して犯行時は仮名を使う徹底ぶりだった。この過程でサイバー捜査を担当した際に捜査した被疑者3人を組織員に引き込むこともした。組織員の中にはモデルや元プロ野球選手、芸能人マネジャーなども含まれていた。

彼らは貯蓄銀行サーバーをハッキングした中国ハッカーから融資を拒絶された申請者リストを確保するという荒っぽいやり方も見せた。以後、被害者に電話して「再び審査してみたところ融資が可能になった」と接近した後、融資手数料や保証保険料、印紙代などの名目でお金を取った。被害者の携帯電話につく受信番号も「1588」(韓国内のコールセンター番号)で始める番号に操作した。貯蓄銀行職員なのか疑う被害者には、与信金融協会に登録された貯蓄銀行職員の身分証を偽造してファックスで送ったりもしたという。

◆ボイスフィッシング(voice phishing)=電話を通じて個人情報を釣りあげるという意味で、音声(voice)・個人情報(private data)・釣り(fishing)を合成した新造語だ。電気通信金融詐欺とも呼ばれる。税金払い戻し、郵便物未受領など虚偽事実を通じて送金を誘導したり個人情報を収集する。

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