電気自動車天国のノルウェー…韓国は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.20 13:22
ノルウェーの首都オスロ郊外ホルメンコーレンにあるスキージャンプ競技場。韓国で言えば南山(ナムサン)Nタワーのような観光地だが、オスロでは指折りの裕福な町でもある。 先月ここで会ったハンス・クリフさんは、「新しい車に日産の『リーフ』を買うか、テスラの『モデルS』を選ぶか悩んでいる」と話した。100%電気を動力に走る電気自動車だ。クリフさんは「電気自動車は税金がまったくなく、駐車料金も無料なので1カ月で最小3000クローネ(約5万2000円)節約できる。私たちのようなリタイア世代には電気自動車が人気だ」と話した。
人口500万人の小国であるノルウェーは電気自動車においてだけは「大国」だ。今年に入り新車販売台数で電気自動車のシェアが毎月13~15%を記録している。ノルウェー電気自動車協会によると先月までの電気自動車販売台数は1万9500台余り、累積4万台に達する。ノルウェー国会のエルベストゥーエン議員(エネルギー環境委員長)は、「ノルウェーは世界の電気自動車の首都。世界のどこでも見られない破格のインセンティブシステムを整え市民が熱く反応している」と説明した。