「脱北団体、ビラが北朝鮮に行かないこと分かっていて散布した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.19 10:34
10月11日午前7時頃、京畿道平沢市梧城面(キョンギド・ピョンテクシ・オソンミョン)で大量の対北朝鮮ビラが発見された。農家の鉄条網に風船が割れたまま引っかかっていた。脱北者団体の自由北朝鮮運動連合が前日午前11時頃に京畿道坡州(パジュ)統一東山から北に飛ばしたビラだ。2カ所は100キロ余り離れている。気象庁によれば、この日は北東の風だった。風のためにビラが休戦ラインの反対方向に飛んでいって落ちた。
セヌリ党の河泰慶(ハ・テギョン)議員は18日の記者会見でこうした内容を伝えて「対北朝鮮ビラが北朝鮮に行かないことを分かっていながらも、非良心的にばらまいた」と批判した。河議員によれば自由北朝鮮運動連合が今年メディアに公開した後、対北朝鮮ビラを散布したのは7回だ。このうち1500メートル高度な風向きが北朝鮮に飛んで行くのに適していないケースが6回だったと河議員は指摘した。河議員は「最近、警察庁によれば今年京畿道一帯で対北朝鮮ビラが回収された回数は4回」として「回収された対北朝鮮ビラは全て自由北朝鮮運動連合で散布したもの」と話した。