<サッカー>朴主永、運命の中東遠征
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.13 15:13
かつては「韓国サッカーのすべて」だった。サッカー韓国代表のゴールゲッター系統を引き継ぐ天才ストライカーとして脚光を浴びた。今は違う。ポジションどころか、出場さえ保証されていない。追い込まれた朴主永(パク・ジュヨン、29、アル・シャバブ)にとって、中東遠征Aマッチ2連戦(14日ヨルダン戦、18日イラン戦)はすべてを賭ける挑戦の機会だ。
朴主永は6月のブラジルワールドカップ(W杯)本大会直後、GK鄭成竜(チョン・ソンリョン、29、水原)とともにグループリーグ敗退の主犯にされた。「義理抜てき」という批判の中でW杯最終エントリーに名を連ねたが、期待以下の競技力で失望を抱かせた。W杯直前にアーセナル(イングランド)から放出され、無所属の悲しみまで経験し、朴主永の代表チーム内での位置づけはさらに惨めなものとなった。