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【社説】シン・ヘチョル死亡事件で明らかになったずさんな診療記録=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.04 17:31
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旺盛に活動していた40代の有名歌手が突然この世を去った。シン・ヘチョルさんの医療事故疑惑だ。真相究明が必要だという仲間芸能人の主張が受け入れられ、3日、シン・ヘチョルさんの死体に対する解剖検査が実施された。シン・ヘチョルさんはS病院で胃壁縫合手術を受けた後、腹痛を訴えていた。その後、転院したシン・ヘチョルさんの応急治療を行った牙山(アサン)病院の医療スタッフは彼の小腸から直径1センチの穴を見つけたという。手術ミスやずさんな患者管理が疑われるほどの状況であることは間違いない。

シン・ヘチョルさんの遺族や同僚とS病院は鋭く対立している。医療スタッフが手術の過程で過失を犯したのか、シンさん側に知らせないで道義上の格別の整形手術を施したのか、シンさんが痛みを訴えていたにもかかわらず積極的に対応しなかったことなどをめぐり、両者の主張は交錯している。問題はS病院の診療記録が不十分だという点だ。同病院は穿孔の有無などを正確に確認する手術記録紙を作成していないことが分かった。手術動画も撮影していなかった。捜査当局が異なる記録や証言を確保することができなければ、過失責任を正すことは容易なことではない。

 
医療紛争の賠償訴訟は2010年782件から昨年945件と毎年増加している。訴訟結果は絶対的に患者側に不利だ。今年に入って起こされた517件のうち、患者側の主張がすべて受け入れられたケースは10件に過ぎない。「一部勝訴」の比率も毎年20%台だ。これすら医療機関の主張が相当部分受け入れられ、小額賠償に留まる。

患者と医療機関の間には知識や情報の非対称が存在する。患者側が高度な専門知識で武装した医療機関を相手にするのは容易ではない。しかも患者側が頼らなければならない診療記録までずさんなら、審判の秤は片側に傾くほかはない。関連当局は医療機関が診療記録をしっかり作成・管理しているのかどうかから確認しなければならない。診療記録が一般人も理解できるように標準様式に則って明瞭に作成されているか、医療機関が診療情報を患者側に透明に公開しているかについても点検しなければならない。

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