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<女子ゴルフ>ボールが水に落ちても、さすが朴仁妃

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.03 13:23
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先月27日に世界ランキング1位に返り咲いた朴仁妃(パク・インビ、26、KB金融グループ)が2日、台湾北部の美麗華クラブ(パー72)で行われた米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー、台湾選手権最終ラウンドで、世界ランキング2位のステイシー・ルイス(29、米国)と競って優勝した。朴仁妃は最終ラウンド1アンダー71、通算22アンダーで、ルイスとは2打差だった。

ゴルフの実力は所有するものでなく一時的に借りたものという。肉体的、精神的コンディションにより変化が大きいということだ。朴仁妃も例外ではなかった。朴仁妃は同大会、第1ラウンドで8アンダー、第2ラウンドでは10アンダーをマークした。LPGAツアーのベストスコア(27アンダー)更新も期待された。第3ラウンドで3アンダーと停滞したが、第4ラウンドではコンディションがさらに良くなかった。風雨の中、ドライバー、アイアン、パットは第1、第2ラウンドのようにはいかなかった。

 
スタートは良かった。朴仁妃は最初の2ホールで連続バーディを奪った。ルイスも2ホールともにバーディーだった。一緒にプレーした世界ランキング6位の馮珊珊(25、中国)は朴仁妃とルイスのバーディーショーを目の前にして脱落した。朴仁妃とルイスの対決に圧縮された。ヤニ・ツェン(25、台湾)が没落した後、朴仁妃とルイスは女帝の地位を争っている。過去85週間の世界ランキングで1位になったのは朴仁妃が60週、ルイスが25週。世界ランキング以外はルイスがやや上回る。2日現在、LPGAツアー賞金ランキングと今年の選手、CMEグローブポイントではルイスが1位、朴仁妃が2位だ。

これほど激しく競争している両選手にはこれといった正面対決がなかった。2012年7月のエビアンマスターズのチャンピオン組で競技したのが事実上の最後の正面対決だ。当時、朴仁妃は最後のラウンドで神がかりのパットを見せ、ルイスを抑えて優勝した。ルイスは衝撃を受けたようだった。その後、「世界1位は朴仁妃がボールをどう転がすか(パットをどのようにするか)にかかっている」と語った。

この日はルイスのパットが好調だった。ルイスは3番でもバーディーを奪い、猛烈に朴仁妃を追い上げてきた。朴仁妃は8番で2打目がグリーンを越え、ボギーを叩いた。パー4の9番は2打目が水の中に落ちた。4打目も水に落ちるところだった。ホールとの距離は15メートルと遠く、グリーンの空間も狭かった。大事故が発生する可能性もあった。朴仁妃はチップショットをそのまま入れてボギーにとどめた。

最高の選手はコンディションが良くない時も優勝できる選手だ。タイガー・ウッズやアニカ・ソレンスタムがそうだった。16番でルイスは約10メートルのバーディーパットを沈め、また1打差に追い上げた。朴仁妃はまた危機を迎えるようだったが、パー3の17番でティーショットを1メートルにつけ、勝利を固めた。朴仁妃はシーズン3勝目。今大会は世界ランキング1位の朴仁妃が1位、2位ルイスが2位、3位のリディア・コ(17、ニュージーランド)が3位となった。朴仁妃は今大会で優勝賞金30万ドルを獲得し、通算獲得賞金を986万ドルとした。LPGAツアー通算賞金でヤニ・ツェンを越えて9位となった。

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