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【コラム】米国と中国、大国外交の妙味とは=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.03 09:21
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強大国が法なき世の中を支配してきた帝国主義時代、そして東西冷戦の時代が残した遺物と宿題は、いまだ時限爆弾のように世界のあちこちでうごめいている。そんな中でも70億人の人類が暮らす世界の性格は、さまざまな次元で変化し続けてきたしまた変化していきつつある。ゆえに不明瞭な状況の中でも、超強大国と認識されている米国と中国の関係についての議論はより一層加熱するのだ。

「覇権国家」という語彙は「勝者の権力」または「武力による支配」という否定的な意味が含まれている。今の米国や中国に適用するには非常に慎重な表現だが、今日の世界で米中の2つの強大国が「覇権的位置」を占めているのは明らかで、これを支える軸が経済力と軍事力だという事実は間違いない。ニューヨークタイムズのロジャー・コーエン氏も彼のコラムで米国と中国はいずれも例外主義国家だと指し示した。実は両国は生まれつき世界秩序を左右する覇権的位置に置かれていたのかもしれない。米国は国家(nation)であると同時に理念(idea)だとコーエン氏は断言する。18世紀後半に生まれた米国は、近代世界で自由のたいまつを持った旗手だと自任している。中国もやはり数千年にかけてユーラシア大陸のミッドフィールドを占めて天下の秩序と調和を支えてきた中華の根拠地であることに自負心を持っている。

 
心配なのは、すべての例外主義の強大国が各自の位置を守ろうとするということにはしつこく戦闘的だという事実だ。しかし21世紀の世界は、かつての強大国たちだけによる力比べの場から抜け出してすでに長い。市場の世界化、情報技術の普遍化、国境を無視したまま広まる価値観と文化の流動性は、地政学的な限界に縛られていた国際関係の性格を基本的に揺るがしている。その結果、多くのアジア諸国が受動的傍観者の立場をこえて米国と中国の力の限界を認識し、これに対処しようと努力している。冷戦後唯一の超強大国だった米国の多極化時代の適応過程を憂慮半分・期待半分で見守りながら、オバマ政権の「アジアへの回帰政策」に対する評価を留保しているのが大勢だ。また国境を共有している韓半島(朝鮮半島)では、核兵器の保有を許容しようとするように見える反面、アセアン諸国には海路と領海問題で強力な圧迫を加える中国の「余裕」と二重的な姿勢には猜疑(さいぎ)心を抱いている。


【コラム】米国と中国、大国外交の妙味とは=韓国(2)

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