【コラム】モノのインターネット時代、3つの準備物=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.28 14:05
履き物に目的地を入力すれば履き物が左右の振動を通じて道を案内する「スマートシューズ」、運動中の体の状態をチェックする「スマートバンド」、服にチップを入れて携帯電話とつなぎ、ビジネス業務をサポートする「スマートスーツ」。こうしたウェアラブルコンピューター機器だけでなく、スマートカー、スマートホームにいたるまで、すべてのコンピューター機器を一つに結びつけるモノのインターネット(IoT)が脚光を浴びている。産業研究院は世界のモノのインターネット市場規模が今年の2500億ドルから2020年には8200億ドルに成長すると予想した。同じ期間、国内の市場規模も2兆9000億ウォンから13兆7000億ウォンに拡大すると推定される。政府もモノのインターネット市場を2020年までに30兆ウォン規模に拡大するため、関連産業の育成に積極的に取り組む計画だ。
モノのインターネットが注目される理由は融合を通じた革新にある。家電、自動車、流通、ヘルスケア、製造、金融、公共サービスなど全産業分野と融合し、新しいサービスと付加価値の創出手段として活用が可能だ。