不良製品リサイクル問題…韓国食薬処「大腸菌群、検出されなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.24 08:37
大腸菌群が検出された製品を正常な製品と混ぜて販売したとして問題になっていた韓国食品メーカーの東西(トンソ)食品のシリアルからは大腸菌群は検出されなかった。韓国食品医薬品安全処(食薬処)は21日、東西食品の「ポスト・アーモンドフレーク」など4品目の検査結果を発表した。大腸菌群は検出されなかったものの、廃棄すべき製品を原料として再使用し自社品質検査結果を食薬処に報告しなかった点を挙げて過怠金と是正命令処分を下した。
食薬処のカン・ポンハン食品安全政策局長は「該当の製品だけでなく、東西食品のすべてのシリアル製品(18個)から大腸菌群は検出されなかった」と話した。人体有害成分も検出されなかった。食薬処ハン・サンベ食品総括管理課長は「一般大腸菌群は毒素を生成しない」とし「大腸菌群が検出されなかった製品に毒素が残っている可能性はない」と話した。