バチカン「離婚・同性愛者の生き方も尊重を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.15 17:06
法王が主宰する世界代表司教会議(シノドス)が13日(現地時間)、離婚と同性愛に包容的な内容が盛り込まれた中間報告書を公開した。同報告書には、同性愛者や離婚した信者を教会が差別してはいけないという内容が盛り込まれた。「教会は現代の文化に門戸を開くべき」という法王の改革が本格的に始まったとの評価が出ている。
12ページにわたる報告書は「教会は(離婚した者にも)限界や短所よりは肯定的な面があることを認識しなければならない。未完成で不完全なやり方で生活を送る彼らに対しても尊重する気持ちで接するべきだ」「同性カップルも一つの家族形態で、肯定的な側面がある」と明らかにしている。教理上、許容するという意味ではないものの、教会が彼らを受け入れる内容を議論したこと自体が画期的だとの評価が出ている。