<南北仁川会談>北幹部の飛行機が平壌離陸後、韓国のF-15Kが警戒飛行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.06 09:05
4日午前9時。ソウル龍山にある合同参謀本部指揮統制室の勤務者は、息を殺しながら正面の大型電光掲示板に注目した。北朝鮮軍の要人である黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長の一行の移動状況を把握するためだった。電光掲示板には韓半島(朝鮮半島)周辺の航空機運航情報が表示するRTDS(レーダーで収集された情報を一つの画面に表す装置)が作動した。
しばらくした後、黄炳瑞の一行が乗った「JS615」便の航空機の動きをレーダーがとらえた。JS615は西海(ソヘ、黄海)方向に速度を上げて公海上に移動した後、機首を南に向けた。そして仁川空港航空安全管制センターの案内で仁川空港へ向かった。北朝鮮代表団は前日通知してきた運航計画に基づき南北間の西海直航路で仁川空港に到着した。