【噴水台】韓国社会が被害者を覚えておかなければならない理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.25 16:52
軍の苛酷な行為で死亡したユン一等兵事件の時、誰かが言った。「自分は間違ってないのに他人のミスで罰を受ける軍隊の団体罰。それが拷問やいじめの出発点だ」。
学生時代の体育の時間を思い出す。毎度繰り返される両手を広げて走る体操が拷問だった。1人でも最後の動作に間違った掛け声を言えば、罰として動作の数が増えた。体育先生は悪名高く、自分の担当を仕損じる子供もいた。罰が続いて息も絶え絶えになれば、先生よりも子供のほうを嫌いになったことを思い出す。