衝突繰り返すも…中国、米国主導の合同軍事演習に参加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.13 10:51
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実利をつかむ米・日・中の外交場面…(1)4月に北京で会った米中国防相は領土紛争問題などをめぐりお互い公開的に批判し、正面衝突した。一方、中国は米海軍が主導するリムパックに今年初めて参加するなど、両国は安保分野でも協力を強化している。
先月28日、中国はマイクロソフト(MS)を反独占容疑で奇襲調査した。2カ月前に米国がハッキング容疑で中国人民解放軍所属の軍人5人を起訴したことに対する報復措置だった。オバマ米大統領は昨年6月、中国の習近平国家主席に会った席で、サイバーセキュリティー問題を取り上げた。一方、中国は今年、米国が主導する環太平洋合同軍事演習RIMPAC(リムパック)に参加した。米中が軍事訓練を共同でしたのは初めてだ。経済分野での米中の協力はさらに多い。中国は1兆2600億ドルの米国国債を保有している。先月開かれた米中経済戦略対話はいつよりも深みがあった。
国際政治学では外交について多くの選択肢を持つほど有利なゲームと教える。強大国はこれをそのまま実践する。敵のように戦っても、国益がかかれば一日で急変し、握手をする。敵との同床を恐れない。グローバルイシューと地域イシューを分離する。安保と経済、過去の歴史と現在の状況を区別する。専門家らは「『信頼』という一つの原則にこだわる韓国外交が柔軟な態度を学ぶことを望む」と忠告した。