韓国側が南北会談提案した19日…韓米連合訓練期間該当
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.12 09:38
韓国政府が11日に取り出した離散家族対面と対北朝鮮人道的支援カードは南北関係の膠着状態の局面を突破する潤滑油的役割をしてきた。南北は2002年6月、北朝鮮警備艇の奇襲攻撃で発生した第2延坪(ヨンピョン)海戦のため膠着している南北関係を秋夕(チュソク、中秋)の離散家族対面行事で緩和させた。朴槿恵(パク・クネ)政府になっても当局関係は悪化の一路だったが今年のはじめに正月の離散家族対面行事を協議するのに両側当局者が額を突き合わせた。
このような前例に先送りして北朝鮮もひとまず韓国側の提案に肯定的に出てくるだろうという見通しが優勢だ。2月に北朝鮮が高位級会談を先に提案したことからも分かるように対南関係改善の必要性を平壌(ピョンヤン)側も感じているためだ。金正恩(キム・ジョンウン)第一書記が1月の新年辞で「南北関係改善」を強調したことも北朝鮮の対南戦略家には負担として作用することができる。