【噴水台】「新しい政治」の狼狽=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.01 12:01
よく使われる単語「狼狽」は2匹の獣を意味する。辞典には狼と狽をいずれも「オオカミ」と説明するが、伝説的動物により近い。狼は前足が長く後足が短い動物だ。反対に狽は前足が短くて後足が長い。それで互いに頼りながら並んで歩かなければならない。それができず(互いにのせている足が)落ちてしまえば倒れてしまう。それで当惑する状態がまさに「狼狽」だ。
新政治民主連合のキム・ハンギルと安哲秀(アン・チョルス)の2人の共同代表を見るたびに、この単語が浮び上がった。いくら共同代表でも、あれほど一体になって動く必要があるかと思った。それぞれ違う場所に出れば効果が倍増するかもしれないのに必ずついて離れなかったのを見ると、離れるとすぐに狼狽するのかもしれない。