低成長に悩むなら規制緩和せよ…「金融ハブのソウル」再推進を(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.28 17:07
世界金融界の権威者チャールズ・ダラーラ元国際金融協会(IIF)総裁が「韓国の人々はたびたび日本のアベノミクスをうらやましげに取り上げるが、韓国は今、量的緩和のような話をする時ではない」と話した。24日、中央SUNDAYとのインタビューからだ。世界経済研究院〔司空壹(サゴン・イル)理事長〕の招きで訪韓したダラーラ元総裁は「失業率が10%を超える米国や欧州諸国に比べて韓国は経済のファンダメンタルが相対的に良好なのだから、規制緩和や中小企業の育成などを通して経済の根幹を丈夫にするのが急務」と語った。
1980年代に米財務省次官補、国際通貨基金(IMF)理事などを歴任したダラーラ氏は93年から昨年まで全世界480余りのグローバル金融企業の集まりであるIIFの総裁をつとめた。2012年のギリシャ財政危機の際に債権銀行を代表して欧州連合(EU)・ギリシャ政府との債務調整交渉を行ってギリシャ事態を解決した人物に挙げられている。現在スイスに本社を置くグローバル投資運用会社パートナーズグループの副会長である。次は主な一問一答。