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明洞通りに「ドライアイス城壁」が登場…その訳は?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.25 14:00
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20日午後2時、明洞(ミョンドン)芸術劇場通り。摂氏33度の蒸し暑さのなか、疲れた表情の中国人観光客がある化粧品店の前まで来て足を止めた。店の玄関先にはレンガのように成人の膝の高さまで積み上げられた幅2メートルほどのドライアイスの城壁が白い煙とともに冷気を伝えていた。

遠くからある中国人の男の子がこのドライアイスのミニ城壁を見つけて走り寄ってきた。白い煙に当たりながら後から来た家族を呼び寄せた。しばらく冷気を楽しんだ家族は店に入った後、30分ほど経過してから両手にショッピングバッグを下げて出てきた。この店で化粧品を購入した別の中国人観光客は「気持ちのいいドライアイスに引かれてついショッピングしてしまった」と話した。

 
ショッピング1番地のソウル明洞(ミョンドン)に「ドライアイス城壁」が登場した。韓国政府がエネルギー浪費を防ぐのを理由に2012年に店のドアを開けたままエアコンをつけっぱなしにする「開門冷房」を取り締まるようになって2年で現れた珍風景だ。店から気持ちよい風が吹いてきてこそ客を引き込めるものだが、それができなくなるやドライアイスという新アイデアをひねり出したのだ。アイデアを提案した化粧品会社N社関係者は「暑い夏にはマスクパックのような謝恩品をつけるよりドライアイスの効果のほうが良い」と話した。この会社は今月1日から明洞にある7店舗に「ドライアイス城壁」を設置した。

店はある程度の効果を感じている。ドライアイスに引かれて入ってきた顧客がいわゆる「バンドワゴン効果」を表すからだ。込み合う店の様子を外から見た顧客が店に引き寄せられる効果だ。梨花(イファ)女子大パク・チョンウン教授(経営学)は「ただ通り過ぎてしまうだけでなく、ドライアイスの前に留まる多くの人々が込み合う店を見ることになり、『ドライアイス城壁』がバンドワゴン効果を最大化する」と話した。

一部副作用もある。アルバイトをしているキムさんは「子供たちがドライアイスをさわろうとするので気が気でない」と話した。費用もまた無視できない。ある店舗主人は「開門冷房をする時は1カ月の電気代が400万ウォン(約40万円)だったが、ドライアイスの場合は1カ月1000万ウォン近くになる」とした。

明洞でドライアイス城壁は今後も増えていきそうだ。ある衣類店のオーナーは「ウォン高でお客さんが減少傾向にある」とし「ドライアイスで客を引き寄せている向い側の店がうらやましい」と話した。明洞に化粧品店を運営する他の会社もまもなくドライアイス城壁を設置する計画だ。匿名を求めた化粧品会社の関係者は「規模が制限され、一方の客が増えればもう片方は減るのが化粧品市場。そのような特性上、客を奪っていく他の会社の販促手段を黙って見ているわけにはいかない」とし「ドライアイス物量は豊富ではないが、需給が解決され次第まねをするつもり」と明らかにした。

ソウル中心街の店舗は2012年に開門冷房を取り締まり始めて以来、買い物客を呼び寄せるためにあらゆる方法を動員してきた。自動ドアのセンサーの前にアルバイトを立たせておいてドアを開けたまましているのが代表的なやり方だった。今年も開門冷房をしている場所が目についた。今月20日、取材陣が明洞を訪問した時に自動ドアの電源を落としてドアを開けておいたまま営業をしている店があった。理由を尋ねるとオーナーは「しばらく喚起中」と言ってドアを閉めた。「50万~300万ウォンの過怠金を出すほうがまし」と話してそのまま開門冷房をする所もあった。ある衣類店のオーナーは「デパートのような大型店舗に適用された室内温度26度の取り締まりも今年からなくなったが、零細業者を対象にした開門冷房だけ取り締まるのは不当だ」と主張した。

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    明洞通りに「ドライアイス城壁」が登場…その訳は?

    2014.07.25 14:00
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    21日午後4時ごろ、明洞駅近くの化粧品売り場の前に積まれたレンガ型ドライアイス。白い煙と冷気が路上の上を覆っている。
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