李昌鎬棋士に会った習主席「囲碁には人生・世界戦略ある」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.08 09:21
朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平中国国家主席が3日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた国賓晩餐会で、囲碁をテーマに人生について対話した内容を、青瓦台が7日に公開した。青瓦台によると、3-4日に韓国を国賓訪問した習主席は夕食会場の青瓦台迎賓館で、朴大統領に対し、「今日の客のうち一人はよく知っている」と話し初めた。習主席が述べた「よく知っている客」とは、囲碁棋士の李昌鎬(イ・チャンホ)九段だった。囲碁愛好家であり李氏のファンという習主席は、多くの財界人や政治家よりも李氏に会ったことを喜んでいたという。
習主席は朴大統領が中国を国賓訪問した昨年6月、国賓晩餐会に中国の“囲碁英雄”常昊九段を招いた。習主席は常氏を朴大統領に紹介し、「中国の囲碁は最近、成績が非常によい。後に続く人も多く、すでに多くの人が“石仏”を越えた」と述べたと、常氏がブログに書いた。習主席が話した“石仏”とは李昌鎬氏のことだが、朴大統領は“石仏”の意味が分からず、ただ笑っていたという。