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【コラム】済州の「中国人観光客買い」とは

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.23 14:50
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先週末、「中国青年公務員代表団」と共に行った済州(チェジュ)で出会った中国語ガイドのK氏。彼に「この頃の稼ぎはどうか」と尋ねると「ますます難しくなっている」と答える。観光客が減っているからだそうだ。今年1-3月期に済州を訪れた中国人観光客は前年同期より約67%増えた34万人余り。観光客が途切れず増えているので、すぐには理解できない。

「ある僑胞(海外在住韓国人)の中国人が運営している企業が、団体観光客市場の約80%を占めている。彼らがお金を払って観光客を買ってくる。2~3年前は1カ月1万人に達していた私たちの会社の観光客は、この頃は2000人にもならない」。

 
K氏の哀訴だ。彼が言う「中国人観光客を買ってくること」のいきさつはこうだ。

上海などで販売している4泊5日の済州観光商品の価格は3500中国元(約58万ウォン、約5万7000円)前後だ。中国の観光客の送出会社は、手数料と航空料(大体30万ウォン)を除いた残りを韓国の旅行会社に送る。韓国の旅行会社はこれを宿泊・食事・輸送料・入場料などに使う。観光客1人あたり25万ウォン程度かかるのだ。ガイド費、会社運営経費などを除けば赤字だ。旅行会社はショッピング手数料で赤字を埋めて、利益を残す形で事業してきた。

しかし一部の中国人僑胞(朝鮮族)の企業が市場に参入しながらこの構造が壊れ始めた。彼らは中国の観光業者に「私たちの旅行会社に送ってほしい」と言って逆にお金を与え始めた。K氏は「観光客1人あたり700中国元程度(約12万ウォン)を中国の会社に払う」として「これが観光客を買うのではなくて何なのか」と悔しさをにじませた。

「もらうお金を受け取らず、かえってより多く払うとは、それでも商売になるのだろうか?」。やはりショッピングに秘密がある。該当企業が観光客1人の誘致のために支払ったお金(国内ツアー経費含む)は計40万ウォンだ。これをショッピングで埋めて、お金が残って初めて商売になる。業界関係者は「40万ウォンをショッピングで儲けるには、最低120万ウォン分を売らなければならない」として「観光客がショッピングセンターに押し込められる理由」と話した。さらに無資格の朝鮮族ガイドは「ショッピングをしない」からといって観光客に面と向かって非難することもあるのだ。良いホテル、良い食事は夢にも見るのは難しい。観光客がたくさん訪れてくるほど済州のイメージはさらに失墜するばかりだ。独占が深刻化する中、ほかの中小旅行会社はますます領域を失くしつつある。「中国人観光客が集まっても、お金は中国人の間だけで回っている」という不満が提起される理由だ。

それでも済州市当局は無策傍観だ。観光客が何人増えたのかにだけ関心があって、歪曲した市場には目を向けない。無資格ガイドの取り締まりは形式的な軽い内容だ。取り締まりの情報が事前に流出して論議も起きた。

済州の美しい自然環境を紹介して、席に座ったガイドK氏が静かに話す。「中国で998中国元(約16万ウォン)の済州旅行商品も出てきたそうだ。観光客数を増やした分お金が入ってくるので中国の旅行会社は価格をさらに下げるということだ。済州島はますます安っぽい島になりつつある」。

ハン・ウドク中国研究所所長

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