【社説】安保の空白期に軍規紊乱見せた銃器事件=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.23 14:06
江原道(カンウォンド)東部戦線の最前方一般前哨(GOP)の哨所で21日、イム某兵長が同僚に向けて手榴弾を投げて銃を乱射し、少なくとも5人が亡くなり7人が負傷した。事件直後に武装脱営したイム兵長が追跡隊と対峙して銃撃戦まで行って、近隣の民間人らも緊急避難した。北朝鮮軍と24時間対峙している最前方で起こった大変な銃器事件に韓国社会は不安感を抑えることができない。
今回の事件は、韓民求(ハン・ミング)国防長官候補者への人事聴聞会が日程さえ確定しない間に起こった。長官業務を兼職中の金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長が事件の収拾と状況管理を総括しているとはいっても、危うく国防長官の空白状態で非常事態に直面するところだった。