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【時視各角】一発で吹っ飛ばす恐ろしい世の中=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.03 17:56
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先週、ソウル大教授約200人がセウォル号時局宣言文を出し、韓国社会の根本的な省察を要求した。意味のある声明だ。しかし時局宣言に参加した教授が別の教授のメールをフェイスブックに公開し、後味の悪さを残した。「交通事故などをもってソウル大教授名義の声明書を出すというのは恥ずかしいことだ。犬や牛も出す声明書!自制することを願う」という内容だ。もちろん同意しがたく、激しい意見だ。しかし時局宣言に反対するからといって、同僚教授のメールを公開してしまうのは礼儀ではない。

多くの人が疎通を話す時代だ。相手に対する配慮なく疎通は不可能だ。言葉を交わすのに先立ち、相手を受け入れようとする姿勢が重要だ。報道局長の言葉が気に入らないからといって歪曲したり、同僚教授が送ったメールをむやみに外部に出してしまえば、それ以上の疎通は期待できない。

 
2009年に私たちは驚くような経験をした。正祖が最大の政敵だった右議政の沈煥之(シム・ファンジ)に送った手紙297件が発見されたのだ。「正祖毒殺説」が一気に静まった。むしろ正祖は国政懸案を前日夜に手紙で秘密裏に指示し、沈煥之はこれに忠実に従った。老論僻派の首長である沈煥之は長い間、正祖毒殺説の背後とされた。彼は冤罪をこうむっても敏感な書札を200年以上も隠した。

上で言及したKBS幹部は「最近は言葉の注意を越え、言葉を交わすことさえも避ける」と内部の雰囲気を伝えた。友人であるソウル大教授も「同僚教授とメールをやり取りするのも怖い」と話した。四色党派が猛威を振るった正祖の時代にも疎通の基本的な礼儀は忘れなかった。今は政治的な立場が違えば、一発で吹っ飛ばす恐ろしい世の中だ。いつの間にか私たちは沈黙と不和の泥沼に一歩ずつ滑り落ちる感じだ。過去210年の歳月が恥ずかしい限りだ。

イ・チョルホ首席論説委員


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