<釜山国際モーターショー>自動車、これからは後ろ姿に注目を(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.30 15:48
国内外の22ブランドが参加して200台余りの車種を披露する釜山(プサン)国際モーターショーが30日、釜山BEXCOで公式に開幕する。今回のモーターショーには来月からの国内発売を控えている新車が20種余りに及ぶ。1、2年後の“道の上の主人公”をあらかじめ予想してみることができる機会だ。今年は何よりこれらの「ヒップ自慢」が話題だ。個性化に向かうほど競争が激しくなる市場で、消費者の感性をひきつけるということだ。
まるでタキシードを着たようになめらかな身だしなみだ。イタリア高性能車マセラティがアジアで初めて公開したクアトロポルテ・ディーゼルの第一印象だ。この車は275馬力の力を出す6気筒3リットルのターボディーゼルエンジンを搭載した。停止状態から時速100キロまで走るのに6.4秒しかかからないのに燃費は1リットルあたり16.1キロ(欧州基準)水準だ。とりわけ後面のデザインは硬い曲線が男性美を充満させている。釜山国際モーターショーの開幕を控えて29日、メディア説明会でマセラティアジア太平洋地域のガエターノ・マリノ・ディレクターは「(クアトロポルテ・ディーゼルの後ろの形は)屋根から流れる短い後尾が強烈なイメージを作る」として「ここに優雅さを備えたのが特徴」と話した。