地方選挙もセウォル号の余波…「与野党どちらも嫌い」の無党派急増(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.08 14:53
セウォル号の沈没事故以後、「支持政党がない」という無党派が増えて地方選挙の核心イシューに浮上した。選挙日が近づくほど無党派階層が減少するのが政界の常識だが、今は正反対の現象が広がっている。
世論調査機関リアルメーターの週間定例調査で、無党派の比率は4月第3週(4月14~18日)の15.0%から4月第5週(4月28~5月2日)の28.1%にぐんと増えた。この期間中、セヌリ党の支持率は53.4%から43.5%に9.9ポイント下落し、新政治連合も26.9%から23.9%に3.0ポイント落ちた。韓国ギャラップの調査でも同期間のセヌリ党の支持率は45%→39%、新政治連合は25%→24%へと共に下落した。一方、無党派は26%から34%へと8ポイントも増えた。超大型惨事で政府与党の支持率が落ちるのは分かるとしても、野党まで停滞するのは異例だ。