<韓国旅客船沈没>8日ぶりの授業…「空っぽの学校に行くようで心重い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.25 13:39
角を曲がって学校が見えた瞬間、女子生徒は手で口をおおい、涙を流した。各自ペアを組んで学校に行きながらも冗談を言い合う姿は見られなかった。午前8時10分ごろ、Cさん(17)を乗せた霊きゅう車が学校の運動場から告別式を終えて校門を出ると、登校してきた生徒たちは無言で頭を下げた。16日、セウォル号の沈没から8日間の休校を終えて24日に再び登校した京畿道安山(キョンギド・アンサン)の檀園(ダンウォン)高校3年の生徒たちの姿だ。I君は「親しい後輩が犠牲になった」として「空っぽの学校に行くようで気が重い」と話した。
檀園高はこの日、学生保護のために取材陣を学校に入れなかった。下校時間も校門から30メートル離れた場所から生徒たちの姿だけ見守ってほしいと要請した。代わりに昼間の12時20分の4時間目の授業を終えた後、キム・ハクミ3学年部長が学校であったことを伝えた。キム氏は「生徒たちがむしろ教員らを心配してくれた」と伝えた。担任教員に、犠牲となった生徒を教えていた教師の安否を尋ね「○○先生、すごく辛いのではないでしょうか」と尋ねる学生が多かったという。