【社説】北朝鮮の無人機を信じられないという韓国野党議員
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.13 11:32
坡州(パジュ)と白リョン島などで発見された無人機は北朝鮮が送ったものではない可能性が大きいという新政治民主連合鄭清来(チョン・チョンレ)議員の発言が波紋を起こしている。鄭議員は11日の国会外交統一委員会全体会議で、無人機にアレアハングルのフォントが書かれていた点と、一連番号に北朝鮮式の年号がない点を上げ、「これはコメディ」と主張した。同日国防部が「北朝鮮の無人機であることは確実だ」と発表した内容を真っ向から否定したのだ。それではアレアハングルのフォントが書かれたので北朝鮮製でなければ、日本製カメラを付けていたので日本から飛び立たせたという話なのか。また、チェコのエンジンを使っていたのでチェコから飛んできたということなのか。
鄭議員のほかにも野党陣営を中心にさまざまな疑問を提起し、偽物やねつ造の可能性を提起する人たちがいる。高空飛行していた無人機が墜落したのに機体はとてもしっかりしている、だれかが山にそっと持って行ったものというなどのあきれた主張をする人もいる。彼らは自身の「違うならいいけど」式の陰謀説を一様に「合理的疑い」で包装している。