文化財不良復元の責任を現場職人に押し付けるとは…=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.10 16:13
今年1月初め、ソウル渼芹洞(ミグンドン)警察庁では10人余りの文化財庁公務員が参考人調査を受けた。だが当時、警察の捜査は文化財庁公務員らと指導層のずさん管理・システム不在の問題は除いたまま崇礼門(スンネムン、南大門)・光化門(クァンファムン)復元現場の責任を負った大工長のシン・ウンス氏(71)の金剛松の横領容疑を立証することだけに焦点を合わせていた。先月26日、シン氏は検察に起訴意見で送検された。
シン大工長1人だけに責任が押しつけられ、起訴意見で送検されるや文化財庁のある公務員は警察調査でこのような趣旨の話をしたという。「どうやって私たちが目で(工事状況を)いちいち確認するのですか。責任は監理会社に問うべきですね」。