<NLL砲撃挑発>強まる国際圧力…局面転換狙う金正恩の賭け(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.01 09:53
4月、南北関係の気象図に暗雲が広がった。北朝鮮が「4度目の核実験」言及に続き、31日には西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)南側水域に砲撃を加えたことで、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と北朝鮮国防委員会の「南北関係発展のために積極的に努力する」(2月14日板門店)という合意は白紙となった。
北朝鮮は砲撃前日の先月30日、朝鮮中央通信を通じて、「ペクリョン島の狂った犬たちを丸ごとつぶすべき」「悪魔の巣窟、ペクリョン島を吹っ飛ばそう」と脅迫した。「南朝鮮傀儡海軍の輩が朝鮮西海の我々の水域に不法侵入し、我々の平和的な漁船を強制拿捕し、船員に暴行まで加えたという情報に接した朝鮮の軍隊と人民が復讐に燃えている」としながらだ。先月27日にNLLを侵犯して拿捕され、解放された北朝鮮漁船のことだ。