韓電、新再生エネルギーに43兆ウォン投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.24 11:28
今後6年間で、原子力発電所11基に代わる新再生エネルギー発電施設が韓国内に作られる。このため公共機関と民間資本が計42兆5000億ウォン(約4兆300憶円)を投資する。韓国電力(韓電)と発電6社(南東・中部・西部・南部・東西・韓国水力原子力)は23日、こうした内容の「中長期新再生エネルギー事業推進計画」を発表した。今回の計画は、年初に確定した第2次エネルギー基本計画で2035年までに新再生エネルギー比重を11%(現在3%)まで引き上げる決定をしたことに伴う後続措置だ。
これによれば現在0.8ギガワットである国内の新再生エネルギー発電容量を、2020年までに15倍(12.3ギガワット)まで高める。新再生エネルギーを通じて11.5ギガワットの発電容量を増やすということで、これは原子力発電所(1基平均1ギガワット)11基分の発電容量に相当する。分野別では風力(6.7ギガワット)の発電容量を最も多く増やす。さらに新技術(2.0ギガワット)、太陽光(1.3ギガワット)、エネルギー保存装置(ESS、0.8ギガワット)の順だ。今は新再生エネルギー発電原料の60%が廃棄物に偏重している。