【コラム】フランチャイズに泣く韓国の街文化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.06 15:42
最近ソウルで最もホットなところが経理団(キョンリダン)通りだ。地下鉄6号線の緑莎坪(ノクサピョン)駅からハイアットソウルホテルに続く約950メートルの2車線の登り道。行政区域上、名称は梨泰院(イテウォン)2洞ヒナムギルだが、付近に陸軍中央経理団があり、こう呼ばれている。平凡だったこの通りがこの2、3年間に少しずつ変わってきた。個人が運営する手作りビール店、超小型飲食店、ビンテージ食器店などがオープンし、見どころ、食べどころが多い場所となった。金曜日の晩や週末には若者の約束場所となり、街に活気があふれる。
しかし最近、危機を迎えた。この通りの入り口にフランチャイズコーヒーショップが入ってきた。何が問題なのかというかもしれないが、これまでの「学習効果」から見ると、悲観的になるしかない。