中国、科学も人海戦術で“韓国出し抜き”…論文も割り込み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.04 09:57
「ネイチャージェネティクス」は遺伝学分野で最も著名な国際ジャーナルだ。最近刊行された3月号の表紙を韓国人研究者が飾った。ソウル大学植物生産科学部の崔度一(チェ・ドイル)教授が率いる研究チームだ。彼らは世界で初めてトウガラシのゲノム地図を解読し栄光を手にした。1月に電子版にまず掲載され、その後表紙論文に選ばれた。だが、崔教授は3日、記者に「危うく中国に後頭部を殴られるところだった」と打ち明けた。遅れて研究に参入した中国の研究チームが大規模な人材・装備を投じて論文を先に発表しようとしたということだ。
崔教授チームは2011年から独自のトウガラシのゲノム解読に挑戦した。13カ国の学者300人余りと共同でトマトのゲノム地図を分析し(2012年完成)技術自立の必要性を痛感したからだ。