【噴水台】ソチで響くキム・ヨナの祈り
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.14 10:57
人々は長く、美の判断基準が学習されるものだと信じていた。容貌を判断する目が赤ん坊の頃にはないが、成長する中で文化の伝達を通じて生まれるということだった。
米国の心理学者ジュディス・ラングロワ(Judith Langlois)が1987年にその通念を破った。乳児にハンサムな顔とそうでない顔の写真を見せたところ、ハンサムな顔をより長く見つめていたとのことだ。乳児はまたハンサムな顔の仮面をかぶった人と遊ぶ時はよりうれしそうに遊びに没頭し、ストレスをあまり受けずに拒否反応もあまり示さなかったという(デイビッド・バス『欲望の進化』)。子供も大人も見る目は1つだということだ。