低信用の泥沼にはまる20代、4分の1が低信用等級に=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.05 13:10
大学在学中の2006~2009年に銀行から学資金を借りた20代の会社員イ・ゴンヨンさん(仮名)。卒業後の数年間はキャピタル会社から借りた高金利の自動車ローンの返済に汲々として学資金貸付の元金と利子をなにも考えずに延滞した。ある日銀行から住宅資金の融資を受けられないという話を聞き、改めて確認してみたところ信用等級は10等級。銀行融資どころかクレジットカードの発行もできない低信用者の境遇となった。ふとわれに返った。賃貸の部屋に住みながら残った借入金1255万ウォンを1カ月に24万ウォンずつきちんと返していった。だが、1年以上延滞なく返済していても依然として彼の信用等級はどうにか7等級にとどまっている。彼は「延滞をしていないので等級が徐々に上がっているが、借入金を一気に減らすことができず先は果てしない」と話した。
社会に第一歩を踏み出す20代の青年層が低信用の泥沼に落ちる比率が高くなっている。高金利小額融資に足を引っ張られやすい上、就職がますます難しくなっているからだ。