【取材日記】安倍首相、安重根記念館に行くべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.22 08:57
安重根は大韓国人だ。彼の遺墨もそう語っている。しかし彼は大韓国人ではなかった。すでに世界の人だった。東洋を離れて人類の大義、すなわち平和と自由を死で実践していった大物だ。21日、中国のハルビン駅構内にある「安重根記念館」で感じた記者の所感だ。違う、そこで会ったすべての中国人の老若男女、さらには一部の外国人までが同じ考えだった。
例外があるとすれば、歴史を直視することも反省するすべも知らない安倍政権だろう。日本の菅義偉・官房長官が20日、安重根義士を「テロリスト」と呼んだ。彼は「テロリスト」の意味から再び学ぶべきだ。英語の辞典でこの単語は「政治的な目的のために計画的に暴力を、特に殺人や爆弾を使う人(A terrorist is a person who uses violence、especially murder and bombing、in order to achieve political aims)」と定義されている。