ヘーゲル米国防長官「日本、周辺国と関係改善を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.06 08:21
米国のチャック・ヘーゲル国防長官が日本の小野寺五典防衛相との電話会談で「日本は周辺国との関係を改善するように」と要求したと時事通信が5日報道した。ヘーゲル長官は4日、小野寺防衛相にこのように要求して「日本は(米国と)共通の目標である地域の平和と安定のために協力していくことが重要だ」と指摘したと通信は伝えた。米国防総省も別途の発表を通じてヘーゲル長官の対話発言を公開した。
共同通信は「ヘーゲル長官の発言は、安倍晋三首相の靖国神社参拝に韓国と中国が反発していることを意識したもの」と分析した。これに対し小野寺防衛相は「安倍首相が靖国神社を参拝したのは不戦の誓いをしようとしたものであり、韓国・中国の気持ちを傷つけようとする意図はなかった」として米国側の理解を求めたが、ヘーゲル長官はこれに対し特別な言及をしなかったと日本のメディアは伝えた。