【コラム】業務時間の半分を別件に使う韓国の会社員(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.20 14:15
歴史的に見ると、各国の経済危機の前にはまず生産性の停滞が現れた。今、韓国が体験している低成長もよくよく調べてみれば生産性の低下に起因する。需要が減って生産性が低くなったという解釈も可能だが、グローバル基準で見れば必ずしもそうではない。うまくいく会社は景気に関係なくうまくいく。グローバル勝者は、高い生産性を強力な競争力につなげている。
コンサルティング会社のアーンスト&ヤングが今年の前半期に発表した会社員の生産性実態報告書によれば、韓国の会社員は一日の業務時間のうちで業務に関連ない個人的な活動に1時間54分を使う。不必要だったり非効率的だと思われる業務に使う時間も2時間30分だ。業務時間の半分程度を業務に没頭できずにいるという話だ。