「叔父処刑…金正恩、冷酷な権力DNA立証」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.19 11:04
国家情報院で海外・北朝鮮担当第1次長を務めた羅鍾一(ラ・ジョンイル)漢陽大大学院教授(73)は、2011年12月の金正日(キム・ジョンイル)死去直後、駐英、駐日大使を歴任しながら知った海外の知人に「今後2年間で最も危ない立場にいる人物が張成沢(チャン・ソンテク)」という分析をしていた。当時、羅大使は「張成沢には海外亡命が一つの選択であり、生きるための出口」と話したという。羅教授の2年前の予想が今回、的中したということだ。
羅教授は張成沢処刑に関し、「ナンバー2として北を変革させたり、思い通りにいかなければ亡命でも決断しなければならない位置にいたが、これをためらって悲劇を自ら招いた」とし「敗者の張成沢が考えた“金正日以後の構想”が歴史の中に消えたのが残念だ」と述べた。「張成沢が海外に亡命政府を作っていれば、中国などから相当な支持を得ることも考えられた」とも語った。