朴大統領「防空識別圏、国益・信頼考慮して慎重に決定」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.10 08:33
朴槿恵(パク・クネ)大統領が、韓国の防空識別圏(KADIZ)の拡大に関連し、「韓国の国益を最大限保障するための決定」と明らかにした。朴大統領は9日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席秘書官会議でこのように話した後、「関係部署間で深く検討して各界の意見を取りまとめ慎重に決定を下した」と説明した。8日、政府は離於島(イオド)・馬羅島(マラド)・紅島(ホンド)を含めるように防空識別圏を拡大した。
朴大統領は「最近、韓半島(朝鮮半島)をめぐって北東アジア情勢が急変し、防空識別圏論争や北朝鮮内部の変化など重要イシューが相次ぎ起こって緊張感が高まっている」として「一つひとつが国家の未来がかかった重要な懸案として、国益優先と信頼構築という原則の下、状況管理に最善を尽くしている」と話した。