“医療韓流”のいま…18年ぶりにこぶを取ったミャンマーの少女 「ありがとう、韓国」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.03 15:55
先月22日午前9時、ミャンマーの首都ヤンゴンの中心街から約30キロ離れた東タゴン保健所。韓国観光公社と大韓医療観光協議会ボランティア団20人が乗ったバスが正門前に止まると、広場に集まった住民およそ400人が手を振って迎えた。東タゴン保健所のソ・セイン・ミン所長(34)は「いつもは1日にだいたい30人ほどしか来ないが、今日は『韓国から医者が来る』という話を聞きつけて明け方から住民が行列を作った」と伝えた。
家から2時間の距離を歩いてきたススカインさん(18)も診療を待っていた人だ。彼女の背中には生まれた時から大きなこぶがあった。500ウォン玉ほどあるこぶのまわりにはよく炎症が起きて、触れると痛くて睡眠もきちんととれなかったが、手術はなかなか受けようという気になれないでいた。