韓国国民が微細粉じんでせき込むのに…お粗末な「予報システム」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.18 11:21
15日午後9時、京畿道抱川市仙壇洞(キョンギド・ポチョンシ・ソンダンドン)の測定所の微細粉じん(PM10)の濃度は1立方メートルあたり153マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)を記録した。土曜日の16日もこの地域の微細粉じん濃度が和らぎそうになかった。昼間の12時に136マイクログラム、午後10時に111マイクログラムを記録した。霧の上に中国発の微細粉じんまで増したためだった。このため抱川をはじめとする京畿道全域の16日の一日平均の微細粉じん濃度は84マイクログラムを記録した。
これは環境部が微細粉じん予報制で定めた「若干悪い(81~120マイクログラム)」水準に相当する。京畿道だけでなく江原道(カンウォンド)(89マイクログラム)、忠清北道(チュンサンブクド)(88マイクログラム)、済州道(チェジュド)(87マイクログラム)などの一日平均の微細粉じん濃度も80マイクログラムを超えた。今秋に入り微細粉じん汚染が深刻な日だったが、市民には何の警告もなかった。