韓国の民主党、また国会ボイコット
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.12 10:30
韓国の民主党は11日、国会人事聴聞会期間(11~13日)のうち聴聞会を除く国会日程を暫定中断することにした。8日に検察庁舎を抗議訪問して「1日ストライキ」を行ったのに続き、3日後に再び「部分スト」の意思を明らかにした。ボイコット期間は3日に延ばした。13日以降に国会を正常化するかは「行ってみれば分かる」というのが民主党の立場だ。部分ストの理由は、大検察庁の監察本部がこの日ユン・ソクヨル元特別捜査チーム長に対する重い懲戒を確定したことなどに関連している。
民主党の田炳憲(チョン・ビョンホン)院内代表は党最高委員会議で「検察の不公正捜査と不公正監察、不公正懲戒など政権レベルの工作を阻止するために国民世論を喚起しなければならない」と話した。これに対し11日に予定された国会国土交通委員会、予算決算特別委の決算審査小委員会などが野党議員の不参加で相次ぎ中止となった。ファン・チャンヒョン監査院長(11、12日)、ムン・ヒョンピョ保健福祉部長官(12日)、金鎮台(キム・ジンテ)検察総長(13日)の各候補者の人事聴聞会を除く残りの国会日程は支障が不可避となった。外国人投資促進法、創業・ベンチャー育成支援法、住宅法など異見が大きい法案は該当常任委員会が審議日程さえつかめず、会期内(12月10日)の処理は不透明だ。来年の予算案まで年内に処理できずに憲政史上初の準予算編成事態になる可能性もあるとの憂慮も出ている。