現代車労組、「実利」を選んだ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.11 10:34
現代(ヒョンデ)自動車労組委員長としてストライキなどの闘争よりも「実利路線」を追求する候補者が2年ぶりに再選された。現代車労組は、組合員4万7246人を対象に行った労組委員長選挙でイ・ギョンフン候補(53)が52.1%の賛成票を得て当選したと10日明らかにした。
イ当選者は2009年から2011年まで現代車労組委員長をつとめた人物だ。任期中、会社との賃金・団体交渉を全て「ストライキ無し」で妥結した。現代車労組27年の歴史上3年連続ストライキ回避は、イ当選者の在任期間が唯一だった。今回の選挙結果は、ストライキを武器に会社を圧迫する代わりに、対話と妥協で実益を取らなければならないという労組員の意思が反映されたという分析が支配的だ。