「北の中国依存度、ロシアに分散させるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.11 10:19
「北は金正日(キム・ジョンイル)政権当時から、核さえ保有すれば体制の安全は可能だと考えてきたが、結局『核ジレンマ』に陥り、どうすればよいのか分からずにいる。こういう時は外から北の開放をどう誘導するかが重要だ。中国に偏った北の対外依存度をロシアに分散させてこそ南北ともに役立つ。プーチン大統領の訪韓(12日)を契機に北の問題でロシアとの協調強化について議論する必要がある」。
河竜出(ハ・ヨンチュル)米ワシントン大ジャクソンスクール大学院教授(64)はプーチン大統領の訪韓を控え、中央日報のインタビューでこうした方向を提示した。ソウル大外交学科教授を務めた河教授はロシア政治と北方政策の専門家。河教授は「ロシア極東開発と北東アジア地域協力に対する新しいパラダイム摸索」というテーマで8-9日にソウル大で開かれたカンファレンスに出席するため訪韓した。