文化財庁の元官僚待遇疑惑…32人修理専門企業に就職
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.11 09:17
文化財庁出身の公務員のうち、文化財修理技術者の資格証を取得した相当数が文化財修理に関連する企業に就職していたことが明らかになり、また別の元官僚待遇論議がおきている。これは中央日報が文化財庁を通じて単独入手した「文化財修理技術者のうち文化財庁出身の職員現況」を通じて10日に確認された。この文書によれば、1971年から2009年まで合計57人の文化財庁出身公務員が文化財修理技術者の資格証を取った。56人が補修技術を、1人が丹青資格証だった。57人のうち半分以上の32人は、退職後に建築事務所・造園・建設など文化財修理を専門に行う企業に就職した。
匿名希望の文化財修理企業の代表は「資格証をとった文化財庁出身職員が修理企業を直接つくったケースも多い」として「文化財庁出身職員さえいれば、企業としては入札に有利なのが事実」と伝えた。