“フィギュア女王”キム・ヨナ（２３）が東欧で開催されるＢ級国際大会で、ソチ冬季オリンピック（五輪）予行演習を行う見込みだ。

キム・ヨナのマネジメント会社オールザットスポーツ側は４日、「キム・ヨナは３日（日本時間）に締め切られたドイツＮＲＷ杯の出場申し込みをしなかった」と伝えた。

キム・ヨナは先月３０日、ソチ冬季オリンピック（五輪）開幕を１００日後に控えた記者会見で、「１２月中に開催されるＢ級国際大会に参加することを考えている」と明らかにした。このうち最も参加が有力視された大会がドイツＮＲＷ杯だった。この大会は昨年１２月にキム・ヨナが２０カ月ぶりに復帰した舞台であり、国内のファンにもよく知られている。

これを受け、キム・ヨナが参加できる国際大会はクロアチア・ゴールデンスピン（ザグレブ、１２月５－８日）とウクライナ オープン（キエフ、１２月１８－２１日）に絞られた。ともに東欧圏で開催される大会だ。

オールザットスポーツ側は「ゴールデンスピンは１０日、ウクライナオープンは１５日に参加申し込みが締め切られる。できるだけ早く相談して今後の計画を決めたい」と伝えた。

キム・ヨナは９月２６日、右足中足骨微細損傷という診断を受け、２０１３－２０１４シーズングランプリシリーズ不参加を宣言した。幸い、リハビリで順調に回復し、現在は基本ジャンプだけでなくトリプルジャンプも可能なほど良くなっている。ソチ冬季五輪は来年２月８日午前１時１４分（日本時間）に開幕する。