ＫＢＳ（韓国放送公社）がＢＥＡＳＴメンバーのヨン・ジュンヒョンの元所属事務所と法的争いを繰り広げることになった。

ＫＢＳとヨン・ジュンヒョンの元所属事務所との対立は、ヨン・ジュンヒョンが昨年２月に番組「常勝疾走」で公開した元所属事務所社長とのエピソードから始まった。当時ヨン・ジュンヒョンは「元所属事務所は幽霊会社のようなところだった。その会社と奴隷契約という１０年分の契約を結んだ」として「私がやめたいというニュアンスを漂わせるとすぐに社長が私を酒場に呼んだ。割れた瓶を当てて『するのかやめるのか』という話をした」と打ち明けた。該当内容は「常勝疾走」放送以後、７４０「芸能街中継」でも扱われた。

今年７月、ヨン・ジュンヒョンの元所属事務所側はＫＢＳを相手に訂正報道請求訴訟を起こした。これに対する１審公判でソウル南部地方裁判所はヨン・ジュンヒョンの元所属事務所社長の手をあげ、「ＫＢＳは『ヨン・ジュンヒョンの元所属会社は、社長が瓶を割って威嚇した事実がないと伝えてきた』という内容の反論報道文を放送せよ」との判決を下した。ＫＢＳ側は１月に終了した「常勝疾走」の後続番組「私たちの町内の倫理体育」と「演芸街中継」の冒頭に反論報道しろとの裁判所の判決に控訴した。

ＫＢＳ関係者はこれについて「ヨン・ジュンヒョンの言葉が虚偽なのか立証されなかった。反論報道は受け入れることはできない」として「１次弁論期日はまだ決まっていない状態」と説明した。