韓国政府は「２０１３年世界サイバースペース総会」を機に、サイバー空間に対する規範ガイドライン「ソウル原則（Ｓｅｏｕｌ Ｐｒｉｎｃｉｐｌｅｓ）」の採択を進めている。朴槿恵（パク・クネ）大統領はソウルＣＯＥＸ（コエックス）で開かれた総会イベントで「世界は今、インターネットやソーシャルネットワークサービス（ＳＮＳ）などの発達でサイバー空間の領域がますます大きくなっている」とし、「サイバー空間の開放性を最大限保障しながらも危険を防止できるように、国際的な規範と原則を一緒に作って行かなければならない」と述べた。

続いて「我々が直面している挑戦課題に対し、一国レベルを越えて全世界がともにグローバルな協力とネットワークを通じて解決策を探していかなければならない」とし、「今回のソウル総会を機に、サイバー空間の健全な発展のための国際協力と行動が具体化されることを期待する」と付け加えた。

政府は今回の総会で「ソウル原則」の合意を通じて規範策定者としてサイバー議題を先取りする方針だ。８７カ国の代表など１６００人が出席した今回の総会は、朴槿恵政権になってから開かれる最も大きな国際行事だ。