<サッカー>鄭大世、ライバルFCソウル戦で待望のゴール…サポーターに頭下げる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.10 11:38
9日、約3万6000人の観客が入った水原ワールドカップ(W杯)競技場。1-0とリードした後半16分、水原サムスンの徐正源(ソ・ジョンウォン)監督(43)は、徐訂晋(ソ・ジョンジン)に代えて鄭大世(チョン・テセ、29)を投入した。後半13分のサントスのゴールでリードしたが、守備の強化ではなく、追加点と取りにいくう攻撃的な交代カードだった。
「鄭大世は前半より後半に破壊力がある」と話していた徐監督の予言は的中した。左サイドからの廉基勲(ヨム・ギフン)のクロスを受けた鄭大世は、ペナルティーエリアでソウルのDFキム・ジュヨンを背にターンし、右足でシュートを放ってソウルのゴールネットを揺らした。DF選手を無力化させた猪突的な力強さが圧巻だった。日本プロサッカーJリーグで鄭大世がなぜ“人間ブルドーザー”と呼ばれたかを示す場面だった。