サムスン電子の李健熙（イ・ゴンヒ）会長と李在鎔（イ・ジェヨン）副会長父子が米国の有力芸能ファッション誌「バニティーフェア」が発表した革新家ランキングで６位に入った。

バニティーフェアが６日に明らかにしたところによると、１１月号で発表した「ザ・ネクスト・エスタブリッシュメント２０１３」５０人のリストで、李会長父子がともに６位で新規ランクインした。バニティーフェアはＩＴなどビジネスとメディア分野で影響力が大きい５０人の革新家と２５人のパワーエリートを選定し毎年発表している。李会長父子は昨年まで５０位圏に入っていなかったが、今回は韓国人最高経営責任者（ＣＥＯ）で初めてリストに含まれた。

バニティーフェアは、「李会長父子はサムスン電子をアップルの最も強力な挑戦者にした。スマートフォン販売量でアップルを上回っただけでなく収益も同水準に発展した」と評価した。

革新家リスト１位にはアマゾンＣＥＯのジェフ・ベゾス氏が上がった。同誌はベゾス氏を１位に挙げた理由について、「人々の生活方式に最も大きな影響を与えた事業家という面でスティーブ・ジョブズの自然な後継者」とした。また、「８月にワシントンポストを買収する予想外の行動でオールドメディアとニューメディアを揺るがすと同時に破壊的革新の対象にならない事業はないということを見せた」と説明した。ベゾス氏の昨年の順位は３位だった。

昨年１位だったアップルのティム・クックＣＥＯとジョナサン・アイブ首席デザイナーは今年３位に押された。グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏は昨年に続き今年も２位となった。フェイスブックＣＥＯのマーク・ザッカーバーグ氏も４位を維持し、米電気自動車会社テスラモーターズのイーロン・マスク氏は昨年の９位から５位に大きく上昇した。キース・アレクサンダー米国家安保局（ＮＳＡ）局長が７位に新規進入した。